背面切除術

背面切除術

背面切開術とは?

背面切開術とは?

背面切開術は、包皮の背面(上部)を縦(体と垂直)方向に切開する方法です。縦に切開した部位を横方向に縫合することで余った包皮を引っ張り、包皮の開口部を広げて亀頭を露出させます。環状切除術と比べて切開範囲が小さいため、身体への負担が少ないのが特徴です。

背面切開術の特徴

背面切開術では包皮を完全に切除せず、必要最小限の切開で症状の改善を図ります。そのため、特に重度の真性包茎やカントン包茎などの緊急性が高い症例に適した術式として選択されています。

その一方で包皮の大部分が残るため、包皮の余りが生じて完全に包茎を改善できない可能性もあります(仮性包茎の状態になる)。大阪市中央区の心斎橋藤井クリニックでは、経験豊富な形成外科専門医が背面切開術のデメリットを最小限に抑えた手術をご提供いたします。

背面切開術の適応症例

真性包茎

包皮がまったくむけない状態で、包皮の開口部が特に狭い場合に起こります。亀頭が十分に露出しないので、包皮との間に汚れが溜まりやすく、不快なにおいや亀頭包皮炎になりやすい状態です。背面切開術により、余分な皮膚を引っ張ることで亀頭が自然に露出する状態を作ります。

カントン包茎

包皮口が狭く、包皮をむいた後に戻せなくなった状態です。亀頭の付け根が締め付けられることで、うっ血を起こす可能性があります。この状態が長時間続くと亀頭の壊死を起こす可能性があるため、背面切開術で迅速な改善を図ることも多いです。

小児の包茎

小児の包茎は、成長とともに改善する場合があります。そのため、成長や整容性を考慮し、まずは背面切開を検討します。ただし、必要に応じて環状切開を選択する場合もあります。

手術の流れ

STEP01
診察・カウンセリング

まず医師による詳しい診察を行い、患者様の状態と手術の必要性を判断いたします。手術方法や回復期間、予想されるリスクについて丁寧にご説明します。内容にご納得いただけましたら手術日を決定いたします。

STEP02
手術前の準備

手術室にて陰部の消毒を入念に行います。痛みを最小限に抑えるため、局所麻酔と伝達麻酔を慎重に施します。

STEP03
手術

麻酔が十分に効いていることを確認後、事前に決めたデザインに沿って手術を進めます。手術時間は15~20分 程度です。縫合には細い糸を使用し、創部を保護材で覆います。

縫合糸について

縫合には2種類の糸を用意しています。後日の抜糸が必要な通常タイプと、自然に溶ける吸収タイプです。患者様の体質や通院のご都合に合わせて、適切な縫合糸を選択いたします。

STEP04
術後の説明

手術終了後、医師より生活上の制限や術後のケア方法について詳しくご説明いたします。体調に問題がなければそのままお帰りいただけます。

STEP05
経過観察・アフターケア

術後2週間を目途に再診察を行い、抜糸と回復状況を確認いたします。通常の縫合糸を使用した場合は、この際に抜糸を行います。術後のご不安やご質問にも随時対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

手術の注意点

  • 亀頭周囲に皮が余り、仮性包茎の状態になる可能性があります(事前に精密なデザインを行い、適切な縫合を行うことで回避します)
  • 術後1週間はできるだけ安静を保ってください
  • シャワーによる傷口の洗浄は術後5日目から可能です
  • 激しい運動は1週間程度控えていただきます
  • セックス・自慰行為(オナニー・マスターベーション)は抜糸後2週間(術後から約1か月)禁止です
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